中国のファイアーウォールとの対決記録

出張で中国に行く人が多いのですが、メールをGoogle Appsにしてしまっているために出張中メールが使えないという大問題が発生。試行錯誤して落ち着くまでの顛末を記録しておきます。

対策1「Proxyサーバ

準備するほうも、使うほうも比較的 楽なプロキシを試してみることにしました。
AWSの東京リージョンに環境があったので、プロキシサーバを立てました。
プロキシならGoogle ChromeのエクステンションでプロキシのON/OFFが簡単にできるからユーザーさんの負担もないよね!ということでかなり気に入っていたんですが...


→う〜〜〜ん
 結果は意外といい感じでした、ただし地方に行くと全くだめなようです。
 というか地方からは立てたプロキシサーバ自体にアクセスできなくなりました w

対策2「POPでやってみる」

中国のファイアーウォールはHTTPに関してはコンテンツフィルタもやっているという噂を聞いて、試しにPOP通信をやってみました。


→失敗

対策3「現地通信回線」

宿泊先のホテルや公衆の無線LANだから駄目じゃないか?という噂と
現地のモバイル通信端末を使っている人は、大丈夫っぽいという噂を聞いて
空港でWiFi端末を借りて(http://www.globaldata.jp/imotowifi/:エクスコムグローバル)試してみました。


→失敗

対策4「VPN

もっともメジャーなやり方。
ユーザー側の敷居が高いというのと、VPNサーバのIPを止めらてイタチごっこになっているという話もあってお金を払ってまでという思いがあって後ろ向きだったんですが、打つ手がなくなったので、試してみました。


→大成功!



日本の通信会社のローミングの場合ファイアーウォールに引っかからないそうです。
通信料がとんでもなく高いですが気にしない人は、一番簡単でいいかも。